セミナーのご案内 

Last Update:2024.12.16


PACS Specialistセミナー


データ分析へのスタートライン 〜Rでカンタン!データ処理〜

 業務システムやIoTデバイスの普及により,放射線分野ではPACSやRIS等の導入により業務の効率化が図られましたが,蓄積されたデータ(情報資産)の利活用が十分に進んでいないという課題も挙げられています.今後の放射線分野において,医療現場の安全性の担保と医療の質の向上という社会的要求に応えるためには,蓄積されたデータの利活用が重要であると考えます.
 この様な背景の中,医療情報部会ではデータ分析の理解を深めていただく機会として,プログラミング言語”R”の統合開発環境であるRStudioを用いたセミナーを開催することといたしました.今回は座学とハンズオン演習の2部構成とし,座学では,データ整形と集計の基礎やデータの可視化,Rを用いる利点について詳しく紹介いたします.ハンズオン演習では,実際にRを操作しながらデータの整形,サマリ作成,統計分析,結果の可視化を行うことで,実践できるようになる,あるいは実践のイメージをとらえていただくことを目指します.
 Rは世界で多く使われている解析ツールです.医療データを用いた研究に取り組みたい方から医療情報管理に携わる方まで,広く,多くの皆様のご参加をお待ちしています.

第36回PACS Specialistセミナー データ分析へのスタートライン 〜Rでカンタン!データ処理〜

日時:2025年2月1日(土) 13:00〜17:30 (12:00から受付開始)
会場:会場+Web環境によるハイブリッドを予定(Web受講は座学の受講となります)
   福岡大学病院(旧本館1F) ガンセンターミーティング室 (〒814-0180 福岡市城南区七隈7-45-1)
 
詳細はこちらのお知らせを参照してください。

プログラム:
[座学]
1) データの整形,集計,記述要約
2) データ可視化のエッセンス
3) Rで出来るこんなコト
[演習]
1) Rの説明・動作確認
2) Rでデータ整形・サマリ作成
3) Rで統計分析・可視化@
4) Rで統計分析・可視化A
5) 閉会挨拶

後援:一般社団法人 日本医療情報学会
   一般社団法人 日本医用画像情報専門技師共同認定育成機構


PACS ベーシックセミナー

 病院情報の電子化に伴い,院内の情報システムは業務の要となり,診療業務の細部までコンピュータシステム化が進展しています.放射線部門でもRISやPACSが普及し,フィルムレス運用におけるシステム担当者の役割は非常に重要であり,電子保存に関する取り決めや各種ガイドライン,標準規格など十分な知識が求められています.一方、多くの方は医療情報システムを利用しているにとどまり,その仕組み自体について触れる機会は非常に少ないのが現状かと思います.そこで,医療情報部会では,超初級者から中級者までを対象とした医療情報に関するセミナーを提供することとしました.医療情報システム系資格の取得を目指す方,関連ガイドラインや標準規格の初歩から復習を行いたい方も含め,多くの皆様のご参加をお待ちしています.

第16回PACSベーシックセミナー(オンライン開催)
日時:2024年9月28日(土)13:00〜16:00
会場:Web環境(WebEx)を使用した配信によるオンライン開催
本セミナーは終了しました。
 
詳細はこちらのお知らせを参照してください。

プログラム:
1) 知っておきたい標準規格の基礎
2) 知っておきたいガイドラインの紹介 〜最新版のガイドライン第6.0版を中心に〜
3) 知っておきたいPACSの構成とネットワークの基礎 〜セキュリティを中心に〜

後援:一般社団法人 日本医療情報学会
   一般社団法人 日本医用画像情報専門技師共同認定育成機構