書籍
Last Update:2019.4.26
叢書(36)図解知っておきたい放射線情報システムの構築
医療機関におけるHIS,RIS,およびPACSの導入は普通になりつつあります.地域連携を主体に電子化された医療情報の共有,利用が現実的になり,それに伴い医療情報関連の業務担当者も増えてきました.しかし,医療情報システムの構築は,未だに容易でなく,技術・運用・法律を含めた多岐に渡る実践的な知識と技術,そして経験が求められています.
医療情報部会では,平成23年に叢書(29)「放射線部門における情報システムの構築」を発刊し情報発信を行ってきました.今回その更新版として,放射線部門で情報システムの構築・運用・管理に実際に従事される方,あるいはシステム構築に関して意思決定を行う立場の方を対象に情報システムの構築論をまとめた叢書(36)「図解 知っておきたい放射線情報システムの構築」を刊行することになりました.
本書では,本部会が開催してきたPACS Specialistセミナー,PACSベーシックセミナーの経験とコンテンツをもとに,医療情報の基礎,放射線領域におけるシステムの概要,構築の進め方と要求書の書き方,標準規格や標準マスタの利用方法,運用,BCP,セキュリティおよび各種ガイドラインについて解説しています.特に本学会が策定した「画像情報の確定に関するガイドライン」,本学会が管理している放射線領域の標準マスターコードJJ1017の導入方法について取り上げています.さらに,巻末には叢書(29)からの継続企画として,現場の生の声である過去の医療情報部会雑誌に収められた,医療機関でのシステム構築の実体験をインタビュー形式で収載しています.医療情報システム構築・管理を行う実務者向けに知識と技術を広範囲に網羅した本書を,日常の業務の一助としてぜひご活用ください.
【目次】
第1部 基礎編(PACSベーシックセミナー)
第2部 システム構築編(PACS Specialistセミナー)
第3部 情報システム構築事例
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叢書(29)「放射線部門における情報システムの構築」(在庫なし)
病院・クリニックにおいてRISやPACSの普及が進むなか,幅広い方々が医療情報関連の業務に携わるようになりました.しかし,情報システムの構築は容易でなく,技術・運用・法律を含めた多岐に渡る実践的な知識と技術,経験が求められます.そこで今回,放射線部門で情報システムの構築・運用・管理に実際に従事される方,あるいはシステム構築に関して意思決定を行う立場の方を対象として,情報システムの構築論をまとめた叢書を刊行することになりました.本書では,放射線領域におけるシステムの概要,情報システム構築の進め方と要求書の書き方,標準規格や標準マスタの利用方法,セキュリティおよび各種ガイドラインについて解説しています.RISとPACSに必要な機能について紹介しており,特にRISについては診断部門だけではなく治療部門,核医学部門も含めた構成になっています.巻末には現場の生の声として,過去の医療情報分科会雑誌に収められた,医療機関でのシステム構築の実体験をインタビュー形式で収載しています.医療情報システム構築・管理を行う実務者向けに知識と技術を広範囲に網羅した本書を,日常の業務の一助としてぜひご活用ください.
【目次】
第1章 放射線部門における情報システムの概要
第2章 情報システム構築の進め方と要求仕様書の書き方
第3章 放射線情報システム(RIS)の構築
第4章 医用画像管理システム(PACS)の構築
第5章 情報システム構築事例
教科書「放射線技術学シリーズ 放射線システム情報学 ―医用画像情報の基礎と応用―」
監修:日本放射線技術学会
共編者:奥田 保男,小笠原 克彦,小寺 吉衞
出版社:
オーム社
ISBN:978-4-274-20847-8
発売日:2010年3月